こんにちは!
みぃです( *´▽`)ノ
これまで割と
一匹狼的な生き方をしてきた私は
団体行動が苦手な方だと思っています。
「一匹狼」って
孤独で強い感じだし
男性に対して使うイメージだし
ピンク色が好きで
のんびりした話し口調なみぃの
イメージではないかもしれません。
でも
二十歳で
エアロビクスインストラクターとしてデビューして
・自分でオーディションを受けて仕事を得る
・フィットネスクラブやスタジオとの契約をする
・自分のクラスの構成は自分で考える
っていうことをしてきたし
ダイビングインストラクターとして働いていた頃は
ショップに雇われてはいたけれど
ゲストのダイビングレベルや
風向き、潮の流れなどを予測しながら
潜るポイントを決める
など
一日のツアースケジュールを自分で決める
っていうこともしてきました。
もちろん
船長や先輩のアドバイスを受けたりはするけれど
最終的に決めるのは自分です。
いろいろなトラブルとか
ゲストの楽しませ方を考えながら
考えて決断するのは自分自身。
ひとりで集中して
考えて
プログラミングして現場に望むって
すっごい孤独な作業なんですよ。
インストラクターっていう職業って
一見華やかに見えるけれど
舞台裏は
地味で孤独なんです(^^;
そんな生活をずっと続けてきたので
いつの間にか
大勢でなにかをするっていうことに対して
苦手意識を持つようになってしまいました。
いまの生活の中で
唯一所属しているのは
住んでいる地域の青年団です。
この青年団は
神社のお祭を仕切ったり
島の伝統船である「アウトリガーカヌー」の
啓蒙活動を行ったりしています。
神社のことにかかわりたかったし
カヌー、カヤック、サップなど
海を自力で漕いで渡ることも好きなので
自分から入っていきました。
メンバーは
日頃から自由に暮らしている男子が多いので
気楽に参加できて
精神的な負担がないのも
続けられている理由のひとつです。
活動の中心になっているビーチと神社の写真は
私のエックスにしょっちゅう登場しています^^
↓↓↓
https://x.com/mii__rito/status/1820639032122159594
そのビーチには
シャワーとトイレのあるビーチハウスがあり
夏場は特に利用者が多くなります。
コンクリート敷きのビーチハウスは
一日の終わりには砂だらけ。
朝イチでそこへ行くと
「ここは砂場か!?」
と思うくらいの砂まみれ。
なので
先ずはその砂払いをしてから海へ入り
自分できれいにしたシャワールームを使って
身も心もさっぱりした状態で一日を始める
というのが
私の朝のルーティンになっています。
でね、先日。
そのビーチの波打ち際に
とても大きな海ゴミ…漁網の束
が打ちあがっていました。
島に住んでいる人が言う「海ゴミ」とは
広い海を渡って流れ着いた漂着ゴミです。
その中で圧倒的に多いのが
漁業で使われる網やロープ類なのです。
(頼むよ、漁師さんたち・・・)
ビーチを歩きながら
ちょいちょい拾ってはいるのですが
その日打ちあがっていた漁網の束は大きすぎて
みぃひとりではビクともしません。
まぁ・・・
すべての海ゴミを毎日拾うなんてことはできないので
あきらめて放置していました。
でも
毎朝目に入るんですよ(^^;
で
毎日気になっちゃうんですよ(^^;
そして
ちょっとつかんでみては
うん。。。やっぱムリだ。。。
とつぶやく日々。
そして
毎日ビーチを利用している
上記青年団メンバーもいるので
私と同じように
きっと気になっているはず!
そう思って
青年団のグループラインに投稿しました。
数日前から打ちあがっている漁網の束。
一緒に引っ張ってくれる人募集中。
(写真)↓↓↓
やはり
気になっていたメンバーはいて
「これは手強いっすね」
「ユンボ(重機)があれば一発かな」
ポツポツと返事がありました。
みんな違う仕事をしているので
それぞれで見に行っては
うーん。。。と思っている様子。
そこで
日曜日にビーチハウス横で
キッチンカー出店しているので
手伝ってくれる人大募集。
と再投稿。
気にはなっていても
それぞれに用事はあるだろうし
無理強いはできないし
ムリならムリでしょうがないよ。
そんなふうに考えていました。
日曜日。
お昼頃から出店していると
「どんな感じっすか?」
とひとりやってきてくれて
ちょっとふたりでやってみる?
と現場へ行き、トライ。
数日間波打ち際にあった漁網には
砂や小石が入り込み
さらに重くなっていました。
彼がスコップを入れ
私が網を引っ張り上げ
少しずつゆらしながら砂を払う
ということを15分ほどやってみたところでリタイア。
漁網と砂が絡みすぎて
重すぎて引っ張れないのです。
ナイフで漁網を切って小分けにすれば
砂を落としやすいかも
という彼の提案により
「俺、昼飯食ったらナイフ持って来ます」
と、いったん解散。
自分についた砂を払って
キッチンカーに戻ると
入れ替わりに別のメンバーがやってきました。
「あれさー、人力で動かすのムリじゃない?」
から始まり
「誰かユンボ貸してくれないかな。。。」
「あの人なら貸してくれるかも!」
「でも無料で貸してって言える?」
作戦会議ならぬおしゃべりが続きます。
「とりあえず、現場確認してみる?」と
再びキッチンカーを放置してビーチへ。
さっきMくんとここまでやって
網を切るって言ってナイフ取りに行ったよ、
と伝えると
切ると細かいプラスチック片が出るから
このまま砂を落として運んだ方がいい、
とTくん。
キッチンカーに戻って再び作戦会議をしていると
家族サービスの途中で立ちより
「大丈夫?」と声をかけてくれるメンバーがいたり
キッチンカーとビーチを
行ったり来たりしている私たちを見て
「なにやってんの?」と
話しかけてくる島民がいたり。
海ゴミ問題や
それに対する行政への提案など
話題はあちこち広がります。
最終的に
夕方バーベキューしに集まるメンバーがいるから
そこで手伝ってもらおう、
というTくんの提案に落ち着きました。
彼が
「17時半頃、サンセット見ながら海ゴミ運ぼうぜ!」
とラインに書き込んで解散。
私も一度キッチンカーをたたみ
片付けをしてから戻ることにしました。
そして17時過ぎに戻ってみると・・・
作業は・・・
すでに終了していたのでした。
↓↓↓
なんだか早めに人が集まって
8人で力を合わせて
波打ち際から道路脇まで運んだそうです。
言い出しっぺは私なのに
最終的に
私はなにもしていないという。。。
(* _ _)
お騒がせして
みんなを巻き込んでゴメンナサイ!
ペコペコする私に
「こういうの、大事だと思う」
「いつもきれいにしてくれて、ありがとう」
そんな、温かい言葉を返してくれました。
いつも集まっているわけではないけれど
ラインに投稿しても
即レスする人なんてほぼいないけど
どこかで気にしてくれていて
ちょっとした時間に様子を見に来てくれたり
行けるかどうかわからないなー
なんて言いながら
「来れたよ」ってサラっと来てくれたり。
こういう「仲間」っていいな。
そう感じさせてくれた日曜日の夕暮れでした。
あの巨大漁網を動かすのは
私ひとりではムリだった。
でも私の投稿を受けて
あの海ゴミをなんとかしたいと思ってくれて
行動してくれた仲間たち。
感謝の気持ちと一緒に
心の中心がぽかぽかしました。
ひとりじゃないって思える場所があるのも
いいものですね^^
もうひとつ
そういう場所ができたのですが
今日はもう長すぎたので
また今度
お知らせしますね♪♪♪
それではまた~( *´▽`)ノ